[メイン2] GM : こうして二人だけになるが、なんだかぎこちない空気になるかもしれない。
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「えっと、えっと……」
[メイン2] シェヘラザード : 「…どうしました?」
[メイン2] シェヘラザード : 「桃花さんは言ってしまいましたが…二人きりには慣れているのですよ」
[メイン2] シェヘラザード : 「なにかお悩みでしょうか…」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「な、なんでもないよっ」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「ねっ、昨日のテレビ見た?」
[メイン2] シェヘラザード : 「いえ…私は恥ずかしながら本しか読んでいないので…」
[メイン2] シェヘラザード : 「寝物語にはちょうどいいのでしょうか…?」
[メイン2]
匂宮 理澄 :
「どんな本読んでるの?
あたしはいろいろ読んでるよっ!」
[メイン2] シェヘラザード : 「私は…昔話や民謡でしょうか」
[メイン2] シェヘラザード : 「…面白そうですしお聞かせ願えます?」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「昨日はね、100万回死んだ猫って絵本を読んで泣き疲れて寝ちゃったの!」
[メイン2] シェヘラザード : 「100万回死んだ…ええ。どのようなお話なのです?」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「……忘れちゃった」
[メイン2] シェヘラザード : 「あなたの語る話はどこか斬新で…つい聞きたくなってしまうのです」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「あたしは前しか向かないからねっ!」
[メイン2] シェヘラザード : 「前…向けたら、いいですね…私も」
[メイン2] シェヘラザード : 「面白い話をありがとうございます…おかげで頑張れますわ」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「前向かないと歩けないよっ!三歩進んで二歩下がる、ただし後ろ向きで、みたいなっ!?」
[メイン2] シェヘラザード : 「…そうですね」
[メイン2] シェヘラザード : 「少し、頑張ってみますわ」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「頑張るのは良いことだよっ!頑張る人は好き!大好き!」
[メイン2] シェヘラザード : 「頑張り…私も昔頑張ったことがあります」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「昔は関係ないねっ!今頑張ってるかなっ!」
[メイン2] シェヘラザード : 「そう、ですね…あの子も頑張ったのでしょうか」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「だって今のシェヘラザードしか知らないもんっ!」
[メイン2] シェヘラザード : 「昔の家族だけじゃなく今のあなたとも…ええ。」
[メイン2] シェヘラザード : 「...仲良く、していただけるならば。」
[メイン2] シェヘラザード : 「今後とも永く…お願いしますわ」
[メイン2]
匂宮 理澄 :
「仲良く……友達!?
私友達は大好きっ!」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「シェヘラさんも大好きっ!」
[メイン2] シェヘラザード : 「私は…これが始めてです」
[メイン2] シェヘラザード : 「こんなに素直に好意をぶつけられると…照れて、しまいます…」
[メイン2] シェヘラザード : 「…私も、よき友人になれるようがんばりますね」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「良い心がけだねっ!」うんうんと頷きながら
[メイン2] シェヘラザード : 「ふぅ…そうですね」
[メイン2] シェヘラザード : 「なんだか気が抜けてしまいました…学校、久々ですが。あらためて一緒に行きましょうか」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「うんっ!一緒に行こうね!」手を取る
[メイン2] シェヘラザード : 「っ…ええ。こちらこそ」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「あっ、ごめんね…嫌だったね?」
[メイン2] シェヘラザード : 「いえ…ただ昔のトラウマが、ですね。…あなたは私に近い存在だと思いますし、遠慮なく…」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「むっ!!」
[メイン2] 匂宮 理澄 : 「名探偵の勘が!!」
[メイン2] シェヘラザード : 「ほむらさん?」
[メイン2] 暁美ほむら : 「なんでしょうか……?」
[メイン2] シェヘラザード : 「桃花さんが閉じ込められているわ」
[メイン2] 暁美ほむら : 「え……?どこに……?」
[メイン2] シェヘラザード : 「…体育館かしら?力を貸してくれないかしら」
[メイン2] 暁美ほむら : 「……!分かりました…体育館に向かいます」
[メイン2] シェヘラザード : 「わたしも行きますか」
[メイン2] シェヘラザード : 「…の前に、看病ですけど」
[メイン2] シェヘラザード : 「ええと…先輩の意識は…」
[メイン2] シェヘラザード : 「…桃花さんを頼りにしているようですね、駄目です…」